まあるいみどりのやまてせん

1971年3月7日、山手線の呼び方が「やまてせん」から「やまのてせん」に変更されました。

山手線といえば「ヨドバシカメラの歌」です。いつのころからか歌詞が「まあるいみどりのやまのてせん~♪」にかわってしまいましたが、最初のころの「まあるいみどりのやまてせん~♪」のほうがしっくりきますよね。字余りにならず、メロディーへの乗り方が自然なんですよね。

このCMソングの原曲として知られているのは、アメリカの「リパブリック讃歌」です。もともとは19世紀の南北戦争のときに、北軍の行軍歌として歌われていたものでした。

このメロディーにはさらに深い歴史があります。リパブリック讃歌が誕生する前、おもに北軍兵士たちの間で歌われていたのが「ジョン・ブラウンの屍」(John Brown’s Body)という行軍歌でした。ジョン・ブラウンは奴隷制廃止のために武装蜂起して処刑された実在の活動家で、彼の死を悼み、その遺志を継ぐ兵士たちの間で自然発生的に歌われるようになったそうです。

その後、この「ジョン・ブラウンの屍」のメロディに、より高尚な新しい歌詞が乗せられ、「リパブリック讃歌」として広く知られるようになりました。日本では「ごんべさんの赤ちゃん」の替え歌などでもおなじみですが、もとをたどると、けっこう血生臭く生々しい歴史を持った曲だということがわかります。

ところで、作業用のBGMとして聞いていた『心と耳にのこるCMのうた』というCDで、ちょっと首をかしげることがありました。なぜか「ともだち讃歌」が、まるでヨドバシカメラの歌の原曲であるかのように扱われているんですよ。

「ともだち讃歌」もリパブリック讃歌(あるいはジョン・ブラウンの屍)をベースにした数ある替え歌のひとつにすぎないのに、それを直接の原曲とするのはいくらなんでもおかしいですよね? 何か理由があるんでしょうか。レコード会社の都合?

ちなみに、幼稚園や小学校などで「ともだち讃歌」を歌わされるとき、「まあるいみどりの……カメラはヨドバシカメラ~♪」と歌うよい子のみんながいるらしいですね(笑)

最後に、実は今思い出したのですが、この替え歌を聞いたことがある人、いらっしゃいますか?

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みんな大好き 白いやつ
ハーゲンダッツを 買ったなら
一族郎党 さらし首~♪

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