川口浩探検隊デビュー (1978年)
1978年3月15日、テレビ朝日「水曜スペシャル」の「20世紀の奇跡を見た!!ミンダナオ島人跡未踏の密林に石器民族は1000年前の姿そのままに存在した!」で川口浩探検隊が鮮烈なデビューを飾りました。
川口浩探検隊は、尻尾から落ちてくるヘビや、動かないサソリ、無人島にいる人食いトラなどの敵と戦ったり、隊長自ら手をピラニアに噛まれたりしながら、タイヤの跡のある未開の密林やジャングル(同じや~)を半袖シャツで踏破しました。さらに、照明さんとカメラマンを先頭に洞窟やほらあな(これも同じや~)を探検して、常に新しい発見を持ち帰り、大成功をおさめて帰還したものでした。
探検は1985年11月20日放送の「珍獣王国ガラパゴス炎上!火災現場大捜査!」まで続きました。
以前閲覧できたテレビ朝日の公式サイトによると、川口浩探検隊シリーズは45回放送されたことになっていました。2回に分けて放送された探検があるため、探検は44回ということになります。全話収録されているかはわかりませんがDVDが出ていましたし、今はテレ朝動画 | 川口浩探検シリーズ 全話パックで視聴できるようです。
川口浩探検隊をヤラセなどといってはいけません。見る方もああいうものだということをわかった上で見ていたのです。
ああいうものだという気分にさせたのは、なんといっても田中信夫さんのナレーションの功績が大きいです。
NHKが1992年に放送したドキュメンタリー番組「奥ヒマラヤ禁断の王国・ムスタン」でヤラセが発覚したことがありました。もしナレーターに田中信夫さんを起用していれば、そんな問題も起こらなかったのではと思います。さらにタイトルを「ヒマラヤの奥に禁断の王国は実在した!!」とかにすれば完ペキだったかもしれません。もちろん川口浩探検隊を派遣すればいうことなしだったのですが、残念ながらそのころすでに川口浩隊長は故人となっていました。