今日は天敵の日

今日は二十四節気啓蟄です。現在、啓蟄は太陽が黄経345°を通過する時点とされており、今年は正確には3月5日の22時59分にあたります。一方で、二十四節気は本来「期間」を表すという考え方もあり、それに従えば今年は3月5日から春分の1日前の3月19日までが啓蟄ということになります。

啓蟄は、

極寒の時伏蔵したる諸虫戸を啓出(ひらきいづ)る

という意味で、これまで土の中にもぐっていた虫たちが姿を現す時期のことです。

節足動物の類が死ぬほどきらいな私にとっては、啓蟄はまさに天敵の日です。ただ、この世でいちばんきらいな昆虫であるセミはまだ土の中なので、そのぶん助かってはいるのですけれど……(笑)

啓蟄を過ぎるころから、太平洋側の地方では雷が発生しやすくなるため、虫出しの雷とよばれています。日差しが強くなり、積乱雲を発達させるだけの上昇気流が生じるようになるということでしょう。この雷に虫が驚いて出てくるというわけです。

しかし、雷に驚いた人間が家から外へ飛び出すことがまずないのと同じように(地震の際に、慌てて外へ飛び出そうとしてケガをする人の話はよく聞きますが)、虫も雷に驚いたとしたらかえって地中へ引っ込む気がするのですが……。地中から出てくるとすれば、微妙な地電流の影響や、振動などを考えたほうが自然かもしれません。

ちなみに調べてみると、太平洋側で雷が多くなるのは、啓蟄のころというより4月に入ってからの地域が多いようです。

一方、日本海側ではこの時期から雷が少なくなります。雷が少なくなるから、小動物たちも安心して地上に出てくるのでしょうか。

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